「ねー、皆、急だけど、あたしの過去の事話してもいー?」




「「「「うん」」」」






───3年前───


あたしが中1の頃…



あたしの大親友、リア




「リア~」



あたしはこの時は、今よりも笑顔の絶えない子供だった




「美優~」




「一緒に帰ろっ」





「もちろんっ」





いつも一緒に登下校していた




ある日の帰り道…





あたし達の目の前に、何人かの不良、いや、あたしの前戦った、グループの人




中1だったあたしが一人で高校に行って、あのグループの人達の戦って、勝った…




その倍返しとか言って、喧嘩を売ってきた




「おーい。総長さーん」





呼ばないで!!




リアは泣きながら帰ってしまった



まだあたしは、親友のリアに、あたしが世界№1のグループの総長って言っていなかったからだった。




つぎの日、学校に一人で行った…



待ち合わせにリアはこなかった。