貴方に魅せられて

「どこ行くんだよ。」

見とれる私に
低い声で訪ねた。

「ちょ…ちょっと…本屋に…
参考書を見に行こうと思いまして…」

しどろもどろに答える。

それを聞くと
翔平さんはメガネを外し
本と共にテーブルに置いた。

「俺も行く。ちょっと待ってろ。」

そう言って自分の部屋に消えて行った。

えぇぇぇ!!?

一緒に行くの!!?

目の前がクラクラした。

私は無事に
気を失わずに帰って来れるだろうか…