「ゆ…由香里さんを探していて…」

翔平さんはじっと
私を見ている気がした。

「由香里ならさっき
親父と買い物に行った。」

「そ…そうですか…
じゃあ後にします。
そ…それじゃあ…」

そう言って自分の部屋に
向かおうとした。



ふわっ…

え?

私の髪を翔平さんが触ってる…