「ここに住んでるの…!?」

首が痛くなるほど見上げても
屋上が見えない。
口をあんぐり開けていると

「首が折れるぞ。」

そう言って腰を抱かれたまま
マンションへ入って行った。


翔平さんの部屋は最上階だった。
部屋に入ると
リビング一面に大きな窓があり
夜景が一望できた。

「なにこれ…すごい…」

私は窓までかけて行き
外の夜景に見とれた。