貴方に魅せられて

「これはさ…」

私のシャープペンを手に取り
スラスラと計算して行く翔平さん。

その間も耳元で説明してくれるけど
理解するのが困難なくらい
頭がクラクラしていた。
それでも、必死に
翔平さんの言葉に耳を傾ける。

私が何時間も悩んでいたのが嘘みたいに
あっという間に解き方を教わると
スカッと胸のモヤモヤが取れた。