とりあえず聞くか。

「で、お前、何してるんだ?」


「あ、いやぁ、な、なんでもない、です。」

き、聞いちゃいけなかった!?
なんか、いきなりオドオドしちゃったよ...。

「そっか。」

なんか、1人でホッとしてるけど...
俺が怒ってるとでも思ったのか?



あっ、そういえば、俺、こいつの名前知らない。

「お前、名前は?」

「あっ。大西蓮華です。」


ん...?

「蓮華...?」

「えっ、あ、はい。」


「そうか。」


なんだ...?
なんか、聞いた事ある...




そのとき、8時になったらしく、
街の電気がついて明るくなった。


「っ.....!!」

それまではよく見えてなかったが、
そこにいたのは、
蓮華は、
超が100個つくんじゃないかって言うほどの
美少女だった。


つか俺、今ドキッっつったよな...

相手は生徒だぞ!?



バカじゃねーの......