「遥が覇王の総長をオトしたせいで… 蛍ちゃんを覇王の姫にするって… 言ってるんだよ!! だから遥に言っただろ!! あまり、人を…惚れさせるなって~!!」 慶都が僕に涙目になりながら言ってきた。 はぁ?覇王の姫? あぁ…そんなこと言ったような…? 「フフフッ。 面白いことになってるんだね~? でも、僕は… 覇王の姫になんかならないよ。」