「うん? 蛍、そこにいたのか!!」 男が私に気づき近づいてきた。 鳳凰のみんなが… 私を庇うように、男の前に立った。 「なんだ、てめぇーら… 邪魔すんじゃねぇよ。」 男がみんなに低い声を出して言った。 「邪魔なのはてめぇだ。 蛍は俺たちの…鳳凰の姫だ。 誰にも渡さねぇよ。」