千は私が言うと… 嬉しそうに私から離れていった。 千が大事そうに持っているぬいぐるみは… 私が千にあげたものだ。 前に恭也が…いや…私のせいで怒った恭也が 千の大事にしてた、ぬいぐるみを… バラバラにしてしまったから… さすがに悪いと思って… 新しいぬいぐるみを買って渡した。 千はその時から… 私に話かけるようになった。 前までは、千と話さなかったが… 今は話すようになってきた。