私の中にあと二人いる②【完】


「恭也の家族には…

隠し事はしたくなかったからです。」


私は光輝さんを見て、言った。


すると…恭也の家族は笑い出した。


えっ…!?

私…何かした!?


「気に入ったぜ!!

最初は蛍ちゃんの話…嘘だと思ったが…

目を見て、分かった。

蛍ちゃんは嘘をついていないとな。」


蓮さんは私に笑顔で言った。