私の中にあと二人いる②【完】


私…やっぱり…


恭也にとって…
どうでもいいような女なのかな…?


「不安そうな顔をするな。

別に蛍が嫌だから…

言いたくなかったわけじゃねぇよ。」


恭也は私の頭を撫でながら…
ニコリと私に笑った。


「親父とお袋…特にお袋が…

俺の好きになった女を…
見てみたいってうるさいからな…

だから、そんなことに巻き込まないように

蛍のことを隠してたんだ。」