私の中にあと二人いる②【完】


「じゃあ…

さっきは、帽子拾ってくださり…

ありがとうございました。」


男に言って、男から離れようとしたら…


「あっ…あの!!」


男は僕の腕を掴んで…


顔を赤くしながら、僕を止めた。


「はい…どうしました?」


僕は分かっていたが…
わからない顔をして男の言うことを待った…