私の中にあと二人いる②【完】


「えぇ~!!そうなの~!?

本当にいいな~

鳳凰の姫って~!!」


女子が私に聞こえる声で、話していた。


毎回、毎回、うるさい…


そんなに、大きな声で言わなくても…

聞こえてる…


もう…こんなのしかいないなら…

本当に転校しようかな…?


恭也たちが、自分達の学校に来いと…

私に言ってきている。