私の中にあと二人いる②【完】


「なんで、族潰しなんかしてるの~?」


私も、それは…思っていた。


「別に理由なんかないよ。

ただの暇潰しで、族を潰してるだけ~

さぁ…おしゃべりは、ここまでにしようか。

死んでもらうよ。」


私は、すぐに…

遥ちゃんを助けようとしたが…



遥ちゃんは、私に…

助けなくてもいいという目で合図された。