私の中にあと二人いる②【完】


「あぁ~

簡単に、解けちゃったか…

そいつ、アキラは…

闇が深い分…操りやすかったのにな~。」


この声は…!!


「俺の計算が狂ったのは…この子…

鳳凰の姫…蛍ちゃんがいたからかな~?」


ジョーカーは、遥ちゃんの後ろにいて…
遥ちゃんの首にナイフを近づけている。


「君が…ジョーカーだね?」


遥ちゃんは、焦りもせず…
いつものように…ジョーカーに話していた。