私の中にあと二人いる②【完】


「あぁ、そっか…!!

噂で聞いたよ。

君は、声を出さない。

だから、紅蓮は男か女か、分からない。

じゃあ、俺のとこに来るなら…

この手を握ってよ。」



男は、俺の前に自分の手を出してきた。


そんなことしても無駄だ。


俺は、一人で喧嘩を楽しむことが…

好きなんだ。


誰かの仲間になるなんて…無理だな。