私の中にあと二人いる②【完】

えっ!?


僕だって気付いたの!?


「よく、僕だって分かったね～？」


僕が恭也にそう言うと…


「蛍は自分から、キスしようとしない。

それに、こいつらが見てる前では…

恥ずかしくて、出来ないはずだからな。」


「な～んだ…そういうことか。」


くそ～

もっと蛍の真似を研究しないとね。