「絵里ー?起きなさーい。」

「んっ...」

目を開けると太陽の日差しがたちまち襲いかかってきた。

起き上がって階段をおりていくと、パンの良い具合に焦げた匂いがした。

「おはよー。今日は絵里の好きなたこさんウインナーよ。」

「わーい。」

ママとパパはそんな私を見てクスクス笑っていた。


休みの日なのに早く起こされた不機嫌は一気にふっとんだ。