でも、なんであんなこと聞いたんだろ… きっと竣は私を心配してくれたんだな。 「もう、この部屋掃除、おわっちゃった」 「はやい。しかも、綺麗。竣ありがとう!私、毎日竣に片付け手伝って貰う!」 「ほんとに僕がいないと恋音はダメだなぁ。」 竣の笑顔をみて、ドキッとしてしまった。 こんなこと初めてだよ。 風邪引いたかも、 「恋音、なんか顔赤い。明日も学校だから寝てて。」 「うん。」