死神と吸血鬼を好むようになった人間の過程

そうしてかまぼこ板を捜し出し、彫刻刀で掘り始めた私。


「ふうん。こんな感じか。結構楽しいな」

というような独り言を漏らしながら、作業に没頭していた。


けれども――。