或る日、私は数学の宿題を前日夜遅くまでしていた影響で、睡魔と闘っていた。 そんな日に限ってあるのが、間抜け教師の世界史だ。 どうすれば良いのか、直前の休み時間に机に突っ伏しながら考えていたのだが、或る考えが浮かんだ。