周囲の生徒にも隠していたので、私の仕業だとは分からなかっただろう。 『優等生』の仮面を被った生徒が、拙い絵を机に彫っている、とは知られたくなかったので、必死なのであった。 が、ただ一点、私を悩ませるものがあった。