「お前がloveの方で好きだ」



気がつけば、もう昼休み。

そして、気がつくと、
隼人くんに腕を捕まれて階段をのぼっていた。

「あれ…隼人くん、何か用?」

「ちょっと、話があるから…ついてきて」

「うん…」

はなし…?

連れてこられたのは、屋上。
は、鍵が空いていなかったので、
屋上り入り口の階段。

「話って…?」

「華凛ちゃんさ、一週間ぐらい
 元気ないけど…どんな感じ?」

「んー、まだ胸がムズムズして、
 喉が締め付けられて、頭も…」

「やっぱりな」

「え?」

やっぱりな…って、どゆこと?