「「「ありがとうございます!」」」
私と隼人と雅也くんの声が自然に揃った。
「あはは。三人とも息ぴったし(笑)」
凛ちゃんがお誕生日席で笑った。
「よし、じゃあ、
パーティー昼の部開始!!」
「「「イエーイ♪」」」
「かんぱ~い!!!」
「「「かんぱ~い!!!」」」
「おめ~!」
「happybirthday!」
「おめでと~!14歳だね!」
「ありがとう!」
コン
という音を立てながら、
全員とグラスを交わす。
「てか、なんでお前が乾杯って言うんだよ」
隼人が不機嫌そうに言った。
「いいじゃんかよ。
誰がやるって決めてる時間もなかったし」
「なら俺が…ブツブツ」
