「すごい!2位だよ!2位!凛ちゃん!」

「わかったわかった(笑)どんだけ嬉いのよ」

「あ、ごめん…」

退場してちょうど森川くんが
こっちに向かってきた。


「おめでと~。
 にしても…雅也にしてはやるじゃん」

「はは…。凛…一言多い」


あれ…?

そっか!
凛ちゃんと森川くん幼なじみだっけ?
だから仲良いのか~。

「あ、それに、堀口がバトン渡すときに
 あとはよろしくって言ってくれたからね。
 すこし頑張れたかな」

お~!

「そうなの?じゃあ私のおかげだね^^」

「え、あ、いや…まぁ…そういうことで(笑)」

「ちょっと雅也、めいに手出さないでよね!」

「はぁ?別に、出してないよ」

…ん?

「凛ちゃん、私叩かれてないよ?」

「「…」」