「お前がloveの方で好きだ」



そして、アイス売り場に行こうとした時、


「ねぇねぇ、君たち~」

3人組の男が声をかけてきた。

年は…高校か大学ぐらいだろうか…

誰だろう。
知り合いにいたっけ?

「なんの用ですか」

凛ちゃんがいつもより声を低くして、
笑顔でいった。

「お、かわええ」

…え?

「ホントだ。遠くでみるより、
 二人ともめっちゃかわええやん」

…はい?

「俺らさ、ここの住民なんやけど、
 なんなら、案内したろか?」

「俺ら、詳しいよ」

「いいです。あの、急いでいるんで」

凛ちゃんが私の手を引き、抜けようとする。