君こい日記

「お待たせ!行こっか!」

「あぁ、待って、先に瑠樹さんに

挨拶しなくっちゃ。」

「大丈夫だよ。

先に言っておいたから」

まぁ、美奈ちゃんにだけど

「いや、でも「大丈夫だから。

短い時間がもっと短くなる。」

「わかった。なら、行こ」

キューズモールに久しぶりにやって来た。

土日であって人が多い。

すれ違う人すれ違う人が

雄くんを見ている。

イケメンだから仕方ないんだけど

ヤキモチ妬いちゃう。

すると雄くんは私の気持ちが

わったかのように

手をぎゅっと握ってくれた。