君こい日記

その日の内に用意をすませて

眠りについた。

いい夢を見ていた。

綺麗なお花畑に雄くんと私、それと

ちっちゃい一歳ぐらいの男の子。

雄くんが抱っこをしていて

私は幸せそうにその二人を見てる。

これが現実だったらなぁ。

幸せだから起きたくない。

「裕璃。裕璃。」

「……ん…。」

誰かが呼んでる。

それも大切な誰かが…。