「うん。ありがとう。」

その日の内に雄くんに電話した。

『もしもし?裕璃?』

「雄くん!明日から2日だけ

外出許可もらえたよ♪」

できるだけ嬉しそうな声で

ばれないように

『まじで!?やったなぁ!!

なら、2日間俺と過ごそうな!』

「うん。」

『明日、朝イチ迎えにいくから』

「うん!待ってる!バイバイ!」

『あぁ、おやすみ」