えっ?

自由すぎじゃね?

学校そんなゆるくていいの?

まじでかぁ。

プルプル

えっ?電話?

俺のじゃねぇし、先生のでもなさそう。

それじゃあ誰のだよ。

「あっ、裕璃のだわ。

げっ、優馬じゃねぇかよ。はぁ」

先生はしぶしぶ電話をとると

電話にでた。

「…もしもし」

「あっ、裕璃?あのさ今から

裕璃の学校行くから。

なんで家に帰ってきてくれねぇの?

俺、寂しいのに。

なぁ、きいてるか?」

「ごめん。裕璃じゃない。

裕璃、体調わるいんだわ。

だから、学校来ても会えねぇよ。

てか、毎日裕璃に電話してんのか?

シスコンにも程があるだろ。

きもい。ストーカーみたいなんだけど

聞いてて寒気するわ。」

「…万里にーちゃん!?

えっ?は?ちょ、

はずかし。てか、なんで

裕璃のケータイ持ってんの?

せこい。」

なんなのこいつ。

裕璃のこと来やすく呼ばないでよ。