私と佳帆は、中学生からの親友で、高校は同じとこに通うことができた。
成績がカオスな私に勉強を教えてくれて、無事この高校に受かることができて、佳帆にはすごく感謝してる。
佳帆が私の中で一番だし、佳帆もそうであってほしい。
こんな生活が、いつまでも続いていてくれたらいいなって思ってる。
ふと鞄を見たとき、あることに気が付いた。
「……あ!!!」
「うわぁ、どうしたのいきなり…」
「ヤバイ!!教室に携帯忘れてきた!」
「え…どうすんの?」
「ごめん!取りに戻るから今日は先に帰ってて…?」
「えー…解ったよ…」
「本当にごめんね!じゃあまた明日!」
「うん、また明日ー」
そう言うと私は佳帆を後にし、学校へと向かった。
