[壬生浪士組]

那 「氷夜罹!」

女の方は総司が気絶させたみたいだ

男は女の方に走っていった

土 「諦めるか?」

那 「・・・」

沖 「この子は人質」

那 「・・・っ!わかった!」

沖 「じゃ、はい」

茶髪が氷夜罹を渡してくれた

俺は氷夜罹を横抱きにしながらギュッと力を入れた

土 「ここだ」

数分歩いた所で黒髪は言った

壬生浪士組・・・

近 「今までの事は明日教えてくれ。今日は休むといい」

ゴリラみたいだな・・・とても優しそうな

那 「・・・わかりました・・・」

土 「平助、部屋に案内してやれ」

平 「ほーい、行くぞ」

俺は小さい奴についていった

とたとたとた

無言・・・今はありがたいが

平 「此処だ!今日はゆっくり休めよ!俺は藤堂平助だ!」

那 「氷那汰です・・・」

平 「そうか!布団は押し入れの中だ!」

那 「ありがとうございました・・・」

スッー

押入れを開け、布団を出した

那 「よっと・・・」

氷夜罹を布団に寝かせた

夜 「スースー・・・」

気持ちよさそうに寝ている

那 「俺もねるか・・・」

そして氷夜罹が寝ている布団に潜り込んだ