「葵?」 聞き覚えのある声に呼ばれる。 っ、絶対下田先輩だ。 ゆっくり振り返ると そこにはあの下田先輩がたっていた。 「ぉ、おはようございます。」 「はよ。ってか、なんでいるの?間に合うのか?」 「えっ、と…………ね、寝坊しました。」 「へぇ(笑) 大変だったな。昨日はあれから早く寝なかったのか?」 「っ、ね、寝たんですけど…………その……」 「まぁ、寝坊はよくあることだ!(笑)」 「ぁ、あの……先輩はなんでいるんですか?」 素朴な疑問を先輩にぶつけてみる。