「その髪型、似合ってないよぉ?(笑)」


真理菜に笑われて顔が赤くなる。



逃げたい。



ここから





逃げたい。






グイッ


私の髪をとめていたゴムを掴まれる。



「あーぁ、ざんねーん。せっかくの髪型が崩れちゃったねぇ。」



こらえろ……。


私。




スカートをギュッと握る。



泣くな。私。


「何してんの?」