【プロポーズ】

私達が出会ってから、8年目。

今でもラブラブです。

私はそろそろ結婚したい。なんて

おもってます。

でも、ドMだしヘタレな来翔はプロポーズ
できるかな?

とか思う…けど私から言うのはひける。

初めてを経験したのも、3年前。

とにかくヘタレ。
ドM。

「弥生。今日○✕カフェで待ち合わせね」

「うん」

たまに一緒にご飯食べたりしてます。

私は普通のOLをやっています!

「やよちゃん〜それはプロポーズかもよ?」

なんてニヤニヤしながら近寄ってくる同僚

七海ちゃん(ななみ)

通称なみちゃん

「それはないって。なみちゃん」

私がハハッと笑うとなみちゃんは

「ヘタレでも、そういう時はやれるヘタレいるもんよ」

なんて言う。

「さすが既婚者は言うことが違うねぇ…!」

なみちゃんは既婚者だ。

普通にイケメンな夫持ち。子供も一人いる。

「ホラッ!お昼よ。いってらっしゃい」

「じゃ、行ってくるね」

○✕カフェに行くと来翔はもう待っていた。

「来翔!待った?」

「大丈夫」

「と、突然だけど、僕と結婚してください」

「え…?」

涙がぽろぽろでてくる。

「僕と結婚するのそんな嫌?」

私は首をもげるかと思うくらいに
無理矢理首を横に振る

「こちらこそ」

周りからたくさんの拍手。

「指輪。レモンイエローのダイアだよ」

大好きなレモン。

来翔と出会ってもっと好きになりました。

「レモン大好きっ!」

「はい。お祝い…これは何かある度にやりそうだね」

ニコッと笑うとちゅっと

優しいキスをする。

甘酸っぱいレモンの香りに包まれて

私達は結婚を決めました。


一生に一度
ドキドキ
プロポーズ。

________甘酸っぱいレモンの味。