あれから5年後。

18歳だった私達も23歳になりました。

去年籍を入れました。私高山明菜妊娠しています。

「っ…痛っ....知希ヤバイ陣痛かも」

「病院いこ?」

「うんっ…痛くなくなった」

15分置き位に痛くなる。私はなんとも言えない痛みに負けそうになりながら知希と共に病院への道を急いだ。

私は病室に運ばれた。

「高山さんね。頭でてきたからねー!ヒーヒーフーってできるかしら?」

私はコクリと1つ頷いて看護婦さんが言ったとおりにした。

それからどの位たったかわからないけど

オギャー!

と大きな声がした

「可愛い双子の女の子ですよ」

私はギュッと二人を抱きしめた。


「可愛い…どっちがお姉ちゃんですか?」

「右の子ですよ」

知希は二人をみると笑顔でピースをしてきたので、私もピースをし返す。

「明里と希葵…」

そう知希は呟く。

「いいわね!明里と希葵!私のリクエストにもあってるし」

私は父と母から一文字ずつとりたかった

「まぁな俺が決めた名前だからな」

明里(あかり)

希葵(のあ)

いい名前。

「さすが知希!」

ははっと知希は笑いピースをする

「ねぇ知希…」

「なんだよ?」

今から私が1番伝えたい事を言うね。

「知希はパパだね…

これからは

高山知希
高山明菜
高山明里
高山希葵

______その5人で助け合って行こうね。



「当たり前だろ!」

そう言って胸を張る知希はとてもキラキラしていた。

これから何が起こるのかはわからないけど…

でも!5人で






________解決していこう!

その想いを込めて知希に最高の笑顔でピースを返す。

知希の頬にちゅっとキスをして

「パパ!頑張れ!」

そう一言伝えた

すると知希は私の唇にちゅっとキスを落として

「ママ頑張れ!」

と言った

すると明里も希葵もパーっと笑顔になった。


_________貴方達のその笑顔と言葉があればなんでもできそう!

そんな気がしてきた。

知希は

「口開けろ」

とお決まりのセリフを言う

私も口を開けるとはちみつ味の甘い甘い飴が口の中にコロンと入ってきた

「後ひとつで星完成するな!」

「うん!」

初めての経験もやっぱり




________はちみつの味でした。