蝶は花を愛でてくれていた
花も蝶を愛でていた
それなのに…
どこで歯車が狂ったの?

蝶が花に惹かれるように
私も貴方に惹かれていた
けれども花は蝶を
拒み続けた…

桜の花びらが
貴方との間に乱れ舞う
本当の気持ちを隠すため
ふと見れば貴方は遥か彼方に
逢いたいと願えば離れゆく
私は間違っていたの…?


過ぎ行く時の中で
貴方との思い出も
少しずつ色褪せる
枯れた花のように色が失われる

いつか再び思い出が
戻ると信じている
でも蝶はもう私が問いかけても
答えることはない

勿忘草の花開き
蝶に降り注ぐ…
ひらり
花弁を舞い散らし
お願い行かないで叫ぶ声さえも
貴方には届かない

もう一度やり直すことが
できるのなら
私は貴方を愛するわ
だから貴方も私を愛して…

桜の花びらが
貴方との間に乱れ舞う
本当の気持ちを隠すため
ふと見れば貴方は遥か彼方に
逢いたいと願えば離れゆく
私は間違っていたの…?

勿忘草の花開き
ひらり
花弁を舞い散らし
蝶に降り注ぐ…
お願い行かないで叫ぶ声さえも
貴方には届かない…届かない…