さて…この後どうしようかしら…


派手にやっちゃったなぁ…


ガラスは割るわ…校庭の木は折っちゃうし


まぁ、ほとんどマイコちゃんだけど


ーポンー


「うわぁーー!!」


「何驚いてんのよ?あなたの上司よ?」


後ろからいきなり肩を掴んだのはエリさん


「ま、良くやったわ…無事にレンジを彼氏に出来たし…帰らなくて良かったでしょ?」


「あ…うん…」


実は、失恋してしまったと思ってた私はエリさんに死者の世界に帰らせてもらう事を頼んだ


だけど…


1時間だけ、レンジを待つ時間をもらえたんだ…


エリさんからの提案で…


「まぁ、この戦闘は予想はついてたけど…良く勝ったわね」


「あ…紙一重だったよ…」


ージャリ、ジャリ…ー


「やれやれ…ウチの負けか…」


!!


「あー!アンタはぁ!!」


タバコをくわえる女性…


ヒトミって人だ!!


今回はちゃんと白のブレザー着てる!!


「まったく…ヒトミ、あなた部下にどんな教育してんのよ…とんでもないメンヘラじゃないの…」


「いや、だって仕方ないだろ?好きなもんはさ…まったく、エリにはしてやられたねぇ…」


…?


なんだ…?


エリさんとヒトミって人…知り合いなのか?


「うわぁーーん!!ヒトミさぁん!ウェーン!!」


マイコちゃんがヒトミ…さんに抱きつき泣きまくる


「おーおー…よしよし……ふふ…アンタがこんなに泣くなんて初めてだねぇ…よしよし♪」


マイコちゃんの頭をワシャワシャと撫でまくる


「うわーーん!えーーん!!」


「ちょ…どういう事なの?なんで委員会のこの人と仲が良いわけ?」


「まぁ順を追って話すわ…」


エリさんは腕を組む


「そこのボウヤ!!あなたも来なさい…あなたにも大いに関係あるからね…」


「え…あ…はい…」


エリさんがレンジを手招きする


そして…


何故この様な事態になったのか…



それが明らかになる