リミット



「いやー、かわいいなぁと思って」


「…冗談だったってこと!?」


からかわれた!?


「冗談ではないけどな」


「は?」


「好きなのは本当」


「〜〜っ…」


もう、なんて返せばいいのか!


無視だ無視!


「なぁ和子」


「何」


冷たくそう返すと、手でこっちに来いと言われる。


舞台袖から会場の様子を見てたから、何か見つけたのかと思ってそっちに行く。


「右の方」


その声を聞いて右の方に視線を動かす。


「えっ、優先輩…」


なんで見に来てるの!?