リミット



「1回休憩しよー」


いち君が立ち上がって、ぐうっと伸びをしてそのままセット作りに加わる。


…私もちょっと休憩しよ。


「和子ー、暇なら美術室行って筆持ってきてくれる?」


春ちゃんが立ち上がった私に声をかける。


「わかったー。どれくらい?」


「んー、あと4つか5つ!」


「はーい」


息抜きでちょうどいいや。


廊下にでると、学校が文化祭の雰囲気になりつつあった。