「王子?俺がやっていいの?」


「もちろん!お姫様は和子だから!」


ぐっと親指をたててウインク。


そこどうでもいいでしょ!


「オッケー。和子、よろしくな」


ぽんっと肩に手をのせられる。


前は同じくらいの身長だったのになぁ。


と、ぼんやり考えて、役は確定してしまったのだった。