*** 「お願いします…」 私は恐る恐る、解いた問題を優先輩に見せた。 「…うん、正解」 「本当ですか?!やったー!」 私は思わず両手を上げた。 謎が解けた爽快感は点を決めた瞬間の嬉しさと似ているから楽しい。 そんな私を優先輩が楽しそうに見つめるから、その表情が余計に私を嬉しくさせた。 「これなら大丈夫そうだね」 「はい、頑張ります!」 ふと先輩は腕時計で時間を確認した。 つられて私と自分の携帯電話で時間を見ると、早くも午後6時を過ぎていた。