リミット



「いつまで見つめてるの?」


耳元で突然、そう話しかけられる。


「ひゃっ…」


びっくりした私は、思わず優先輩と距離をとる。


熱い顔を手で覆って先輩を見ると、にんまりと笑顔を浮かべた先輩がいた。


な、なんだろう…。


「和子ちゃん、おいで」


そう手招きするから、おそるおそる近付く。


すると、ぎゅっと先輩の胸に抱きしめられる。


「せ、んぱい…何です…?」


「何って…さっきの続き」


さっき?


…あ!


私はまた顔が熱くなった。


「さっきは邪魔がはいったからね」


少しかがんだのがわかった。


顔が近付く。