リミット



私は慌てて熱い顔を隠した。


大変だ。顔が熱いのがおさまらない。


いち君と気まずいのに、こんなフワフワした気持ちでいるとか!


必死に頬を隠していると、優先輩が私を引き寄せた。


「それは悪かった。でも、和子ちゃんは俺のだから」


優先輩…。


これ以上ドキドキさせないでください!


心臓もたないです!


「なぁ和子」


と、いち君は私に言う。


「この人、彼女いるんじゃないの?」


「は?」


「…あぁ!そうだった!」


「え?」


幸せすぎて忘れてた!


「優先輩、廊下で、キスしてました!」