リミット



「好きです…。私も…」


胸から溢れ出る思いを、小さく口にする。


「うん。俺も好き」


耳に、優先輩の声が響く。


信じられない…。


顔を上げると優先輩。


夢でも見てるのかもしれない…。


「どうした?」


ぽんと頭に手が置かれる。


もう、夢でもいい。…よくないけど。


「優先輩…付き合ってください」


まっすぐに先輩を見つめる。


ふわりと笑った優先輩。


「もちろん」


そう言ってまた私を抱き寄せた。