『掛け合いなんかいらんからさぁ~ もうちょっとリズム簡単な譜面にしてほしかったなあ‥。』 『もぅ。そんなん言わんとってや~。 せっかく掛け合いやったら一緒に練習できると思ったのに‥。』 『そうやけどー。 この譜面見てみ? どう考えても、指回らんって!!!』 本条があたしの楽譜をパクると、『簡単やん』と言って自分の楽器で鳴らした。 『ぁーもう。 シロフォンとペットは違うのー。』