車の中では本条とあたしが後部座席、本条のお母さんが運転してくれた。 本条は、母子家庭でしかも1人っ子やから、お家は留守。 でも、よさそうなお母さんで良かった。 『明日、頑張ろな。』 『うん。本条の足ひっぱらんようにせなあかんわ。』 『響輝の方が足ひっぱるんとちゃう?』 本条のお母さんが言った。