あたしの手が握られる。 『ごめん‥。』 『俺なぁ、なんていうか… めっちゃ寂しいねん。 だからおってくれへん?』 『うん‥。』 なんか、いつもの本条じゃない。 弱々しくて、今にも消えそうな体。 透き通ってなくて、どこか遠くを見つめたままのような目。 きっと何か溜め込んでる‥。