恋伝鳥!!!

ずっと、時計を見ていたのか、ヒロは…。
遅刻なんてしたくないヒロは、相当時間を気にしていたんだろう。
「時間、とって悪かった。」
「いや、いいよ。まだ少し余裕あるし。」

「フッ…」
その時、隼人は静かに笑っていた…

無事、学校には間に合った。
…が……。
『もう一度放送する!2年4組!早乙女日向!橘ヒロ!至急、相談室に来い!!』
「あちゃー、2人とも呼び出しくらったねぇ。」
「お疲れー!!日向、頑張ってー♪」
「おはよう、2人とも。この間の対応と凄い違いだな。」
「え、そ、そそう?うちらは、日向に怪我がなくて安心してたんだよっ♪」
「ねー、ヒロ君っ♪」
「え?あ、あぁ。日向、行くぞ。」
2人がニコニコしてて、ヒロの顔が赤い。
全く…。何を考えているんだか…。