Cherry blossoms


夏休みが始まって一週間後。


「課題終わった…。


疲れた…。


そして暑い…。」


「色お疲れ様、アイスでも食べる?」


「食べる…てか、優は一年中マフラーなんかして暑くないの?」


「…もう慣れたから。


それにお母さんの形見だから…―」


「…そうだったな。


悪い、今更そんなこと聞いて。」


「いいよ、別に。」


ピロリーン


話が終わるのと同時に僕の携帯がなった。


「…優、メール?」


「うん。…愛姫からだ。」


「愛姫ね…そういえばもう一週間も会ってないのか。


…で、メールの内容は?」


「『今日ある地元のお祭りに皆で行きませんか?』だって。」